代表者紹介(経歴)

公認会計士になるまで

大学時代に将来を漠然と考えていたころ、父親がそうだったこともあり、公認会計士が1つの選択肢としてはありました。専門的な知識を生かして仕事が出来るところ、独立も可能といったところに魅力を感じていたからです。

しかし当時はバブル景気で大学がリゾート化していたころ。当然私も日々サークルに、飲み会にと忙しく、とてもストイックに試験勉強に耐えられるとは思えませんでした。ですので、商社やコンサルティング会社などに就職できたらいいなと思っておりました。

そんな大学生活でしたが、3年生のときに1年間休学し、アメリカ・フロリダ州の大学に留学しました。アメリカの音楽と映画が大好きで、一度アメリカで生活してみたいと思っていたからです。また、アメリカ式の経営学にも興味がありました。

しかし、いざ大学に入ると、語学のハンデがあって普通の勉強ではとてもついていけない。日本の大学のように出席しなくても期末試験だけ受ければなんとか…という訳にも行きません。必死に勉強して授業について行こうとしているうちに、意外と自分は試験勉強することに耐えられるのではないかという気になってきました。

そして帰国後、受験勉強を開始し、大学卒業後に公認会計士試験に合格することができました。

独立するまで

試験合格後は大手監査法人に入り、主に大手銀行の監査を担当していました。銀行の監査では、貸付先の財務状況を検討するために融資先の決算書を数多く分析します。

当時はバブル崩壊後、日本経済がどん底の時期で、多くの中堅・中小企業が苦境にあえいでいる様子が見て取れました。中には耐えきれず倒産してしまう会社もあります。このような企業のために、会計の専門家としてお役にたてることがあるのではないか。そんな思いを抱えていました。

また、監査法人での仕事はやりがいがありましたが、大きな組織での仕事ですので必ずしもクライアントとの利害が一致せず、そのような中で仕事をすることに居心地の悪さを感じることもありました。自分としては「目の前のお客様と同じベクトルで、お客様のためになる仕事がしたい」-そのような思いが募り、平成15年9月、世の中は不況色が強い時期ではありましたが、個人事務所を独立開業するに至りました。

独立後

独立後は様々なご縁にも恵まれ、中堅・中小企業のお客様、及びそのオーナー様向けの業務を中心に、様々なお仕事をさせていただいております。

特に、監査法人時代に銀行の融資先の大小様々な企業の決算書を数多く分析したことは、現在中堅・中小企業のお客様に財務的なアドバイスをする際、大きく役に立っております。

今後とも独立時の志を大切にして、日々お客様のために頑張っていきたいと思います。

(代表者経歴)
昭和44年
千葉県出身
平成6年
早稲田大学政治経済学部卒業
平成9年
公認会計士第2次試験合格後、大手監査法人に勤務
平成15年
独立して高見公認会計士事務所を開業
平成16年
税理士登録
現在
主に中堅・中小企業の経理・決算業務の支援、法人/個人の税務申告業務などを行う他、監査、株価算定、財務デューデリジェンスや組織再編、M&Aなど様々な業務に携わっている

趣味はスポーツ観戦(サッカー・野球など)、映画鑑賞、音楽鑑賞(ロック・ポップ)、読書、ギター、地図を眺めることなど